6月に予定されている東京都議会議員選挙に向けて、地域政党「東京・生活者ネットワーク」は、北多摩第二選挙区(国分寺市・国立市)から、現職の岩永やす代氏を公認候補として擁立すると発表しました。
岩永氏は2021年の選挙で初当選し、現在1期目。これまで東京都議会では、再生可能エネルギーの導入促進や、地下水のPFAS汚染に関する対策、ジェンダー平等施策の推進などに取り組んできました。また、政治倫理に関する条例の制定をめぐる議論にも加わり、議会運営の透明性向上を課題の一つとして扱ってきました。
東京・生活者ネットワークでは、今後の都政において物価上昇への対応や人口減少・気候変動に備えた都市政策、市民参加を促す議会改革などを重点政策として掲げており、岩永氏もそうした課題への対応を進めていくとしています。
【知りたい!】「東京・生活者ネットワーク」とは…?
東京・生活者ネットワークは、市民視点の政治を掲げる地域政党で、都内32自治体に議員を擁し活動しています。議員のローテーション制や報酬の一部寄付、手づくり選挙など独自の取り組みが特徴です。市民の声を政策に反映するため、提案運動や調査、行政との協議会などを実施しています。1977年の結成以来、子育てや環境、ジェンダー平等など幅広い課題に取り組んできました。政治を生活の道具と位置づけ、市民主体の自治の実現を目指しています。