東京都議会議員選挙に向けて、地域政党「東京・生活者ネットワーク」は、杉並区選挙区に元都議の小松久子氏を公認候補として擁立すると明らかにしました。
小松氏は、2003年から2013年まで杉並区議を3期務めたのち、2013年の都議選で初当選。1期の間に文教委員会などに所属し、教育、福祉、公共事業の見直しといった分野を中心に活動していました。2017年の都議選では落選しています。
生活者ネットワークでは、物価高騰による生活不安、人口減少や気候変動への対応、市民参加を促す議会制度の改革を主な政策の柱として掲げており、小松氏もこうした政策課題に取り組む考えです。
【知りたい!】「東京・生活者ネットワーク」とは…?
東京・生活者ネットワークは、市民視点の政治を掲げる地域政党で、都内32自治体に議員を擁し活動しています。議員のローテーション制や報酬の一部寄付、手づくり選挙など独自の取り組みが特徴です。市民の声を政策に反映するため、提案運動や調査、行政との協議会などを実施しています。1977年の結成以来、子育てや環境、ジェンダー平等など幅広い課題に取り組んできました。政治を生活の道具と位置づけ、市民主体の自治の実現を目指しています。