日本に暮らす難民や移民を知り、応援する「難民・移民フェス」が、きょう5月10日、東京・練馬区の平成つつじ公園で開かれます。ミャンマーやアフリカ、チリ、クルドなど、多様なルーツを持つ人々が手掛ける料理や手工芸品のチャリティ販売、音楽やトークイベントを通じて、交流と支援の場を提供します。
会場には、ミャンマーの焼きうどんやクルドのスイーツ、ガーナのミートパイなど、各地の食が並ぶ20のブースが登場。西アフリカの布小物やアクセサリーも販売されます。また、医療相談コーナーや、貧困問題に取り組む団体の紹介も行われます。
午前11時の開会後、ゴスペルやラップ、中国の伝統楽器・二胡の演奏など、多彩なプログラムが予定されています。午後0時15分からは、社会福祉士の大澤優真さんが、難民や仮放免者の現状について語るトークイベントも。フィナーレでは、在日コリアンの方々が民謡「アリラン」や「トラヂ音頭」を披露し、参加者全員で輪になって踊ります。
食や音楽を通じて、多様な背景を持つ人々とのつながりを深める一日となりそうです。
開催概要
日時:2025年5月10日(土)11:00~15:00(雨天決行)
会場:平成つつじ公園(東京都練馬区練馬1-17-6、練馬駅徒歩1分)