通常国会の強行採決はいかに

 ケニアでは、ポリ袋の全面廃止から1年と半年が経つ。当初は混乱もあったようだが次第に適応した生活が送れるようになってきているという。そして業界は次なる段階としてペットボトルの自主回収に取り組んでいるようだ。

プラスチックの環境汚染は海の生物に深刻な被害を与える。それだけではない。プラスチックの消費、そして廃棄は石油製品であるため地球温暖化を助長する。では日本の対策はどうだろう。過去から未来へ続くこの課題に真摯に向き合えているだろうか。残念ながら、いまの政治は憲法改正や経済政策に固執し過ぎている。環境問題への対策は二の次というような姿勢だ。だか、もう時間はあまり残されていない。環境の魔の手は異常気象という形で表れている。長期的かつ喫緊の課題を目の前に見て見ぬ振りをするのはもうやめるべきだ。持続可能な社会などと対症療法的な甘いことを言っている暇はない。いまは強硬に見えても、未来のための原因療法を考えるべき時が来ている。

今国会はどうなるか。安倍政権、国民の反対を押し切る勢威があるのなら、その力を使って環境問題への勢威を示してほしいものだ。

プロフィール

荻原重信

宮城県出身。
政治コラムニストとしてTHEMEDIAに寄稿。
最近ツイッターを始めた。
趣味は剣道。好きな食べ物はササニシキ。